投資用マンションの価格推移
2022/10/26
いよいよ秋も深まり夜寒を覚えるこの頃、
ご多忙の毎日と存じますがお風邪など召されていませんか。
国土交通省によって公開されている不動産価格指数というデータを見てみると、
マンションの価格推移が中長期的に大幅に上昇しています。
2021年7月から10月にかけて下落を見せていますが、5%ほどの下降にとどまっており、
高い水準をキープしています。
新型コロナウイルスの感染拡大により、
経済的な影響から不動産価格の下落が余儀なくされた時期があったことは事実です。
しかし、2020年後半からは再び上昇しており、特にマンションは最高値を大きく更新しています。
新型コロナウイルスの影響により、巣篭り需要が増加しており、住宅用物件の価値がむしろ高まっているとも言えるでしょう。
近頃では、新型コロナウイルスの収束が近づいてきているようにも感じます。
収束を迎えた場合には、海外からの観光客も増加することでしょう。
そうすれば、観光地の土地価格上昇や、観光地近辺の商業施設の価格上昇が見込めます。
物件の相場は入居需要によっても左右されるため、エリアごとの人口動態も価格に影響を与えます。
総務省の報道資料「住民基本台帳人口移動報告」では2021年における
東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
の転入超過が8万1699人となっており、人口の増加がみられます。
15歳から29歳の人口が流入しており、
今後転入超過は抑制される見通しが立っていますが、
若年層の人口流入および住居用の賃貸マンション需要はまだまだ堅調であるといえます。
弊社では今後も世の動向に目を光らせ、皆様のお役に立てるよう日々精進してまいります。