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地価LOOKレポート

2016/06/05

6月5日(日)

国土交通省は6月3日、平成28年第1四半期(H28.1.1~H28.4.1)主要都市の高度

利用地地価動向報告『地価LOOKレポート』を発表した。

地価LOOKレポートは主要都市の地価動向を先行的に表しやすい高度利用地等の地区

について、四半期毎に地価動向を把握することにより先行的な地価動向を明らかにす

る。調査対象地区は、東京圏43地区、大阪圏25区、名古屋圏9地区、地方中心都

市23地区の計100地区。うち住宅系地区は32地区、商業系地区は68地区です。

調査結果によると、100地区における地価動向は、上昇が89地区、横ばいが10

地区と上昇地区が全体の約9割となり、東京圏43地区では上昇が41地区、横ばい

が2地区となり、ほぼ全ての地区で上昇となりました。

主な要因としては、大都市圏を中心にオフィス市況の改善、大規模な再開発事業が進

捗していること、訪日客による購買・宿泊需要が引き続き高水準にあること等を背景

に、金融緩和による良好な資金調達環境と相まって法人投資家等による不動産投資意

欲が引き続き強いことなどが考えられる、とのことです。